[ 何もかも嫌になった時 ]

 

  

陸上部の思い出

  

 
転んで2位とは

ある年の運動会での出来事。

短距離走が始まりました。

いちについて、よーい、ドン!

一斉に走る選手たち。

途中でいきなり、その中で先頭争いをしていた一人が足を滑らせて転びました。

激しく運動場の土煙が舞いました。

あ〜!転んだ!

と思った瞬間のことです。

転んだ勢いでクルッと体が一回転し、見事に走る体勢を取り戻したのです。

回転していた一瞬の隙に一人抜かれたものの、転んだ選手は2位でゴールしました。

あのレースはおもしろかったです。

陸上部の思い出 目次へ