何もかも嫌になった時

盲腸の手術
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トイレに行くときの苦しみ


さて、まだ手術の傷口の痛みがあるときは、トイレにいくのも一苦労です。

お腹の痛みで立って歩くことができないのですから。
なるべくトイレにいかずにすむように我慢しましたが、どうしても用を足したいときはあります。

ベッドの上で用を足す器具はありましたが、そんなの嫌でしたから、痛みをガマンしてトイレに行きました。

一人では歩けません。
親につかまって、もう片方の手で点滴つるす棒を握り、病院の廊下を必死で歩きました。

すれちがうおばあちゃんたちに「おやおや、大丈夫かい?」みたいに声をかけられながら。

小用の時は楽ですが、大を足すときはお腹に力を入れないといけませんから大変です。
右下腹部に力が入らないようにしながら用を足すのはとっても難しかったです。


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