何もかも嫌になった時

盲腸の手術
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カタカナの「キ」の字が


手術後、お腹を見ると右の下腹部に黄色い糸が縫い付けられていました。

わぁ お腹に糸がある・・・

4センチくらい?

切り開いたお腹がくっつくまでこの糸でしばらく開かないようにしておくのです。

その糸の縫い方が、カタカナの「キ」の形になっていてへぇ〜こういうふうに縫ったんだな、と思いました。

麻酔が切れるとその部分が痛くて。
あたりまえですね、切ってるんですから。

何もしなければ痛くないですよ。
お腹に力をいれるようなことをしなければ。

糸を取り除いてからも、この切り口は今でも薄く痕が残っていて、お腹には「キ」の文字があります。

よく見ないとわかりませんけどね。


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